ワラーチの作り方

ワラーチ作製中 いろんな事

おかげさまで発売以来大好評いただいております、ランプラスオリジナルのワラーチ。

最近作り方を教えて欲しいという声をチラホラ聞くようになりましたので、簡単ですが写真付きで作り方を公開致します!

アウトソールは適度な弾力と衝撃吸収性が特徴のVibram® MORFLEX。EVA発泡材と天然ゴムをベースにした配合で、重さは従来のゴムの35%という超軽量素材。


10mm厚ながらサイズ25cmの片足重量は僅か63gです。

柔軟性に富んだ素材感で、屈曲が容易。 ワラーチにはピッタリで、足に吸い付くように付いてきます。

こんな感じの大きなシートにサイズパターンに合わせ線を引き、強力なハサミでカットします。厚さが10mmありますので、かなりの握力が必要です(笑)

ハサミで切りっぱなしだとサイドがガタガタなので、このグラインダーで削ります。

シダスのグラインダーでもう13年使っていますが、パーツを交換しながらまだまだ元気に活躍してくれてます。

かなり高速で回転していて、力の加減ですぐに削り過ぎてしまうのでここはかなりの集中力が必要です。

削っている時にしゃべりかけられたら無視します(笑)

つま先部分の裏側は引っかかり予防のため、少し削ります。

バリが出るので仕上げで綺麗に取り除きます。

サイズパターンに合わせ印をつけ、ドリルで穴を開けます。

紐にかかる圧力を軽減するため。紐が通る場所はニッパーでえぐります。

この工程を機械でやりたかったのですが、なかなかうまい事いかず、ニッパーが一番確実という結論に達しました。なのでこの場所はあまり見栄えが良くないです。まあ裏側なので履いている状態では分かりません。この場所は改善の余地ありですね。

紐はパラシュートに使われているとても丈夫な紐で、1本で耐荷重250kgです。 もちろんサイズによって長さは違います。先端は熱を加えて解れないように加工します。

紐を通します。

ちなみに紐を通す時に使っている道具はGRIPDROP ASHINAKA01のゴム紐を通すために、訳わからん部品をかき集めて親父が自作してくれたものです。市場では絶対に手に入りません(笑)

こんな感じで紐を捻りながら通していきます。 紐自体に伸縮性はありませんが、ねじる事により若干の伸縮性を持たせています。 捻る方向は決まっていて、捻る回数もサイズによって変えています。

最後は留め具に通して完成です。ちなみに私はこの留め具を外してそのまま結んで使っています。正直、位置が決まれば要らないものです。

通常はこんな感じで足を入れますが、

これでも履く事ができます。この足の入れ方でも走る事ができるぐらい安定しています。

こんな感じで1足作るのにかなりの時間と手間と集中力が必要なため、好評なのは嬉しい反面少し後悔も(笑)

しばらくはこの価格でがんばります!!

お買い求めは店頭もしくはランプラスの通販サイトで!

ワラーチ専門店byランプラス powered by BASE
広島市の「Mountain & Barefoot Running」ショップ、ランプラスによるワラーチ専門店です。

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