UTMF2022結果報告

レース結果報告

(長文です。お時間ある時に吞みながら読んでください。)

先日はお休みをいただき、ありがとうございました。

UTMF2022の結果は、33時間29分46秒、UTMF男子1,579人中430位でした。

前日までの雨のため、登山道への影響を考慮し、UTMFの醍醐味とも言える天子山地がカットされました。
残念でしたがUTMFは今後も続きますし、大会として賢明な判断だったと思います。
という事で、個人的に嫌いなロード区間が元々多いレースですが、更にロードが増えましたw

30時間切りを目標にしていたので、天子山地の無いUTMFでこのタイムは惨敗と言わざるを得ません。
ここからはレースを振り返ってみます。


4月21日 木曜日の朝8時頃、広島を出発しました。

助田さんが車を出してくれて、柏原くんとRuntreeの森長さんと4人で行きました。

途中、新名神分岐で高速道路をロストw
一度高速を降りたついでに昼メシ。

レース前日の食事はとても大切です。
とてもコッテリしたシシ丼(イノシシ)をみんなでいただきました。美味かった。

10時間ほどで富士急ハイランド到着。
前日受付を19時半からにしていたので先にホテルにチェックインしてご飯を食べる事に。

レース前日の食事はとても大切です。
中華料理店で、とてもコッテリした野菜炒め定食をいただきました。美味かった。

ベスパ齋藤さんに前日繊維質を取るなと言われた事を食べた後思い出しました。繊維たっぷりですw

受付は富士急ハイランドコニファーフォレスト。初めて行くので行き方がよく分かりません。
右往左往してるとスタッフらしき人がいたので柏原くんが道を尋ねると、その人はなんと鏑木さんw

とても優しく道を教えてくれました。

受付時、雨が降っていたのですが、それはそれでちょっと幻想的で良かったです。
オッサン4人だったのが残念ですが(笑)

今回は関係者全員抗原検査があります。ここで陽性ならそのまま広島に帰らなくてはいけません。

ドキドキ…












陰性!
良かった!

必携品チェックも終わり、エキスポもほぼ閉店してたのでホテルに帰って準備して23時ぐらいに就寝。

翌朝5時ぐらいに目が覚めてしまい、そこからはやはりレースの事を考えると寝れなかったです。
まあ6時間寝たら問題なし。

個人的に100マイルレースで一番辛いのは眠気です。目を閉じているだけでも違うので、
皆さんも寝れなくても出来るだけ横になって目を閉じる事をオススメします。

8時ぐらいまでベッドで目を閉じていましたが、さすがにソワソワしてきて起きました。

今日は富士山バッチリ見えます!

スタート会場の「富士山こどもの国」へはコニファーフォレストから事前予約していたアクセスバスで移動です。

ここで森長さんが事前予約に失敗している事が判明w
タクシー代なんぼかかるねんw

でもさすがUTMF。
それを見越して余裕を持ってバスの台数を手配していました。
僕たちは常に鏑木さんの手の上で転がされているのです。

森長さんもその場で3,500円払い最終のバスで無事こどもの国到着。
まずはドロップバッグを預けます。

ここからはUTMFの地図と高低図を見ながら読んでいただければイメージしやすいかもです。
コースマップ→https://www.ultratrailmtfuji.com/racers/course/

歩いてスタート地点へ。

おおー、流石にテンション上がってきます!

セレモニーが終わり、第1ウェーブスタート!
今回コロナ対策として一斉スタートではなく15分間隔を開けて4回スタートがあります。

僕は第2ウェーブでした。

渋滞も緩和されるし、今後もウェーブスタート続けていいかも。と個人的には思います。

天子山地カットの影響でスタート時間も1時間後ろにずれて第2ウェーブ15時45分スタート!
しばらくは下り基調のロードや林道が多い区間。

ウェーブスタートとは言え、プチ渋滞はやはりあります。
ここもUTMF名物、鉄塔下の直線。地図上では直線ですが、細かいアップダウンを繰り返します。

レース序盤はできるだけ心拍を抑えて行こうと思っていたけど、ゆっくり走ってるのに中々心拍が落ちない。

エイドステーションU1富士宮到着。

(U1 / IN 2:25’28 / OUT 2:30’45 / STAY 5’17)

この辺は荒二井さんと一緒でした。
荒二井さんの大好物バナナを食べて水分補給してヘッドランプの準備をして出発。

ここから本来なら天子山地へ登るのですが、それが無いので嫌いな林道とロード。これで脚を削られました。

でも一つだけ嬉しい事が。
ここで鏑木さんに抜かされたのです。
今回UTMFを立ち上げた鏑木さんが初めてUTMFを走ると言う事で、一緒に走れるのを楽しみにしていました。

その時は鏑木さんファンのような人がピッタリ付いて走っていたので鏑木さんと話す事は無かったですが、
その後ろ姿は100マイルはこうやって走るんだよと背中で語ってくれているようでした。

500mぐらいしか付いて行けなかったけど、貴重な体験をさせていただきました。

鏑木さんに付いて走った事もあり、U2麓に着く頃には脚はほぼ売り切れ(笑)

(U2/ IN 5:28’22 / OUT 5:35’07 / STAY 6’45)

麓では富士宮焼きそばがあるのですが、大福もちの方が食べたかったのでコーヒーと共にいただき出発。

この辺りから歩く時間が長くなってきました。ちょっとした登りでも完全に歩いてましたね。
まあ歩いても進むのでボチボチ行きます。

U3本栖湖U4精進湖あたりは真夜中で、眠くは無かったのですがあまり覚えていません。

(U3 / 7:34’57)

(U4/ IN 10:07’57 / OUT 10:15’47 / STAY 7’50)

山根さんにお会いしたのは覚えてます。
脚は終わってたので完全に開き直ってヘラヘラしてたような気がしますw

夜明け前の富士山です。
月とともに、めちゃめちゃ綺麗でした。

これは夜明けの河口湖町。

次のエイドはU5富士急ハイランド。ここはドロップバッグポイントです。

(U5 / IN 14:28’09 / OUT 15:04’14 / STAY 36’05)

ここでザックをノースフェイスTR10からサロモンADV SKIN 12に変更。中身を全部入れ替えます。
理由は前面に入れてた塩タブレットが肋骨に当たって痛かったから。

前回のUTMF2019で二重曲峠(約130km)まで行った時と同じザックで、
その時は何とも無かったんだけどなーと思いながら。

本当に100マイルは何があるか分からないので、ドロップバッグにはちょっとでも気になるなら全部入れておくべきです。

シューズは天子山地カットのため、後半投入予定だったローンピーク6を最初から履いてました。
ドロップバッグに前半履く予定だったKING MT 1.5を入れてたけど、そのままローンピークで。

本当はワラーチで走りたかったけど2月にロードの下りで肉離れやってしまって、今回は断念しました。

ソックスを5本指から足袋型に変えたけど、趾の又に違和感がありまた5本指に戻す。

絶対暑くなるのでTシャツからノースリーブに変更。finetrackドライレイヤーもBASICからCOOLに。

そんな事してたら40分近く経過w

ここからU6忍野までが日陰のないロードが多く、めちゃくちゃ暑かったです。

レース1週間前から暑くなる事を想定して、毎日42度のお風呂にゆっくり浸かるようにしてました。

そのおかげもあって、何とか熱中症にもならずに済みましたが、結構キツそうな選手が多かったですし、
実際熱中症になった方も多かったと聞きました。

ゼンニュートリションの塩梅水(あんばいすい)を今回は8袋使いました。
熱中症対策には水と塩です。

(U6 / IN 18:38’46 / OUT 18:46’36 / STAY 7’50)

U6忍野を出ても暑さは続きます。

今回のUTMFは常に富士山を見ながら走る事ができました。地元の人もこんな事は珍しいと言ってたくらい。

確かに今回UTMFは5回目ですが、レース中に富士山見たのは初めてです。いつも雲に隠れていたので。

大平山からの下りの木段で、遠くから僕の名前を呼ぶ声が。
誰か知り合いがスタッフしてるのかなと思ったら藤井夫妻が長野から応援に来てくれていました。

ヘロヘロの状態だったので情けなかったけど、元気をもらえました。ありがとう。

U7は山中湖きらら。

(U7 / IN 20:52’54 / OUT 21:07’26 / STAY 14’32)

暑さで汗をかいた事もあって、お尻のワレメがヒリヒリしてきたので救護でワセリンを貰い塗布。みんなならないの??

ここからほぼ全てのエイドでワセリン貰いました。

明神山への登り、日陰ナッシングw

でも風が吹いていてくれたおかげで何とか登れました。

もう終盤なんですけど、ここからがUTMFです。
山岳パートが増えて嬉しいけど、進まないw

前回楽しく走れたトレイルも、今回はほぼ歩くような速度。

するとここでKAI69Kのトップ選手が。
この時点では横内佑太朗選手がぶっちぎりで1位でした。
あの下りは衝撃でした。
KAIでもあの時点で30kmは軽く超えているのに人間離れした速さでした。
一歩が3m以上ありました。

横内選手、広島で講習会してくれないかなw

延々と続くアップダウンを繰り返しU8二重曲峠へ。

(U8 / 25:08’05 )

毎回エイドはできるだけ早く出ようと心がけていました。
仮眠も1回も取っていません。

カラダが冷えるのと脚が固まるのが嫌だったので。

ここからUTMF名物、杓子山です。

前回杓子山を登ったのは反対から。

目の前に見えるデカい山をチラチラ見ながらマジかって思ってるとスタッフの方から杓子山はその裏に隠れてると聞き、目が白目になる。

杓子山のローブ区間、絶対キツいだろうなと思っていたらめちゃくちゃ楽しくて、ここに来てまさかのテンションMAX(笑)

登り切った後にスタッフの方に思わず、ここめちゃくちゃ楽しいですね!と言ったら、それ言われたの5人目ですって言ってたw

でも杓子山頂までヘッドランプ使わずに行けたのは大きいかな。
ここから2回目の夜となります。

杓子の下り、めっっっっっちゃ長いですw

もうこの辺りでは疲労で脚全体が痛くなっています。
登りはゆっくり行けば何とかなるのですが、下りは後ろからどんどん人は来るし、さすがに全歩きもできないのでスピードは遅いですが一応走ります。
でも、一歩一歩が痛い。

ロープ区間のテンションがここで一気に急降下します。高度も急降下してほしかった。。

長い下りを泣きそうになりながら何とか最後のエイド、U9富士吉田へ。

(U9 / IN 28:54’16 / OUT 29:17’39 / STAY 23’23)

ここは吉田うどんがあります。具沢山で良かったです。汁まで飲み干しました。
後から助田さんに聞いた話で、その後具はニンジンだけになってたそうです。

スタッフの方から、次の霜山でクマの目撃情報があったので気を付けてくださいとの事。
この脚では絶対に会いたくないw

そんなに眠くは無いのですが、2回目の夜という事で霜山の登りから幻覚を見始めます。
まあもう慣れてるのでなんて事ないですが、今回はもちろん、黒いものが全部クマに見えました(笑)

この時僕は、クマ目撃した人も幻覚だったなと勝手に決めつけていました。

霜山の登りは葛折りが永久にダラダラと続きます。
ロープは大好きだけど、このダラダラは精神衛生上よろしくなかったです。
何度も立ち止まり、膝に手を着きながら何とか登り切ると、また長すぎる単調な下り。
もうここまで来ると拷問です。
自分でお金を払って、大切な時間を使って、僕は拷問を受けているのですw

人はドMと言うかも知れませんが、違うんです。
痛いのは大嫌いなんです。
どちらかと言えば痛がっている人を見て爆笑するタイプです。

霜山を降りると完全に体内の電池はエンプティー。
そこからのロードは全て歩きます。
スタッフの方が「あと500mでーす」と言ってくれて思ったのは、まだ500mもあるのかと。

ゴール手前、照明の下だけ一応走りましたw

(FINISH 33:29’46)

ゴールではUTMFのもう一人の顔、福田六花さんが選手一人一人を迎えてくれていました。
もう深夜1時を回っている頃です。

六花さんは医師でありながらUTMFの運営もされてて、更に他のレースもプロデュースしてる凄い人です。
密かに尊敬しています。

写真は六花さんに撮って貰いました。
まあ予定よりはかなり遅かったけど、ゴールは嬉しいもんですね。
脚の痛さで顔引き攣ってますがw

ゴールではRuntree森長さんか待っていてくれました。
二人で反省会をしながらホテルまで歩きました。
いつもの20%ぐらいの速度なのでホテルまでの数百mが遠いw

ホテル帰ってとりあえず風呂に入ると肩がめちゃくちゃ痛い!
日焼け止め、大事です。

助田さんも無事ゴールし、柏原くんはいつも通りかなり前にゴールしてるので、4人全員無事完走。

帰りの車はあれやこれや、ここでは書けないような事などでも盛り上がりましたw

必携装備チェック済みを証明するこのリストバンドは、自分への戒めのためにミサンガ的に切れるまで付けておきます。1年持ちそうだけど。

改めて、UTMFは凄いレースです。スタッフの数がハンパない。
コースが街中をよく通るので仕方ないですが、誘導員の数が凄いです。

これをまとめるのは本当に大変だと思います。
もうすでに来年に向けて、もしかすると数年後に向けて動いている事もありそうです。

SAIOTO COLORSを運営し始めてから、少しは分かるようになってきました。
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18kmと28kmなのでUTMFに比べれば楽だと思いますのでぜひw
エントリーはコチラ→https://moshicom.com/64509/(エントリーは4月30日まで)

UTMFは日本一のレースだけに、いろいろと大変な事もありますが、続けて行ってほしいですね。
カラダが元気な間はまた何回でも走りますよ。
たぶん毎回、次こそはと思って(笑)

望んだ結果は出ませんでしたが、心から100マイルを楽しむ事ができ、今は充実感で満たされている感覚です。
100マイルの良いところはレース前後含めて半月ぐらい楽しい事ですね。
レース前のピーキング期間も、とても充実感に満たされた毎日でした。

何か最近刺激が足りないなーと思っている方、100マイルレースという手がありますよ!(笑)

全くまとまっていない長文読んでいただいてありがとうございました!

毎日ちゃんと走ろ。。

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